グループホームは介護施設ではなく、
痴呆老人の新しい「家」であり
「生活の場所」です。
グループホームが注目されている理由の一つは、従来的な大型の施設介護ではできない、痴呆老人のための介護環境を提供できることがあげられます。大型施設介護では様々な大勢の入居者を抱え、集団で画一的なプログラムによって痴呆老人の行動が制限される場合があり、さまざまなストレスがかかって、症状がかえって悪化することも考えられます。
これに比べて少人数の共同生活方式のグループホームケアでは、痴呆症を和らげたり、症状の進行を遅らせたりする効果が確認されています。世界的にも「小規模で家庭的な環境での共同生活が痴呆老人介護に有効である」という認識がされています。一方、在宅での介護は、高齢化が進む一方今後ますます困難になることが予想されます。現在も「高齢者を介護するのは高齢者」であるという実態から、グループホームのような介護施設と在宅介護の中間的な役割を果たす介護サービスが、より一層必要となってきているのです。
グループホーム効果
なじみの人間関係が形成され、心理的安定をもたらす。
家庭的環境のなかでの生活はそれまでの生活様式を
 大きく変化させることなく心理的安定をもたらす。
生活上「役割や出番」を発揮できて、心理的安定と充足感を生む。
1人1人に応じた介護が可能になり、心理的安定をもたらす。
安定した生活とケアによって、
 問題行動が減少し痴呆症状もやわらぐ傾向がある
住み慣れた地域のなかに設置しやすく、家族も訪問しやすい。
スタッフにも「やりがい」を提供することができる
敷地は小さく設置コストがやすいため、地域ごとに設置が可能 etc。